子どもをたたくと・・・

どんな場面であろうが
どんなことをやろうが
どんな思いがあったとしても

子どもは叩かれると、「嫌われている」と
感じていることが、よくわかります。

私(私たちのNPO)は年間約6000人の子どもたちと
一人一人とワークショップ終了後に話します。

いろんなことを子どもが話してくれます。

両親が二人で台所に立っている姿を宿題をしながら
見ているとき、「仲良しだなって思ってうれしかった』とか…

おばあちゃんのお部屋に入ると
おばあちゃんの臭いがして、それだけでいい気持ちなるとか…

友だちに励まされて勇気が持てたとか…

でも、自分の不安を話す子どもたちも結構います。

きっと親は、子どもに良かれと思って
心を鬼にして叩いているんだろう(?!)と思うんです。

ところが、子どもたちは年齢や発達、性別の違い、
育つエリアにかかわらず、共通して、

親から嫌われているのではないか?!
親は自分のことを「悪い子」だと思っているじゃないか?!
自分がいないほうがいいと思っているんじゃないだろうか?!と
不安がっている、ということです。

さまざまな理論や臨床などから難しく体罰の影響を
話すことはできますが、子どもの気もちが一番、わかりやすいと思うのです。

親に嫌われていると感じるなんて、
残念ですよね。 親だって一生懸命に暮らしているのに、
本当に残念だと思うんです。

もっともっと、大人たちは
子どもに手をあげるという「行為」がもたらす
デメリットを知ってほしいですね・・・・・。

だって、子どもたちは
親に愛されたいんだもん。

あなただって、恋人に嫌われそうなとき
すっごく悲しかったでしょ?
不安だったでしょ?
さみしかったでしょ?
心が痛かったでしょ?

きっと恋人に嫌われる痛さの数百倍の
痛さじゃないかな_??

今、親たちに必要な情報は
「あなたは、自分が思っている以上に
子どもたちに 強く、愛されているよ」って
ことなのかもしれないな~と思うこの頃です。